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肌のターンオーバーを促進!レチノール配合化粧品の効果を高める使い方とは?

肌のターンオーバーを促進し、シミやくすみ、毛穴、皮脂トラブルへアプローチする「レチノール」は、透明感のある美肌を目指す人なら注目の成分でしょう。

幅広いお肌のお悩みに対してアプローチできるため、市販されている化粧品に配合されています。

気軽に使用できる化粧品ですが、使用するには注意が必要です。

本記事ではレチノール配合の化粧品の効果を高める方法や、使用する際の注意点についてご紹介します。

レチノールとは?

レチノールは、肌の細胞に働きかけ、肌症状の改善を目指します。

レチノールのお肌に対しての効果は以下のようなものがあります。

  • 肌のターンオーバーを促す
  • 皮脂分泌量をコントロールする
  • コラーゲン・ヒアルロン酸の生成をサポートする

肌のターンオーバーを促進させることでくすみやシミへアプローチし、トーンアップが目指せます。

ビタミンAの働きによって皮脂分泌を抑えるため、毛穴の開きや黒ずみを解消する働きも期待できるでしょう。

また、真皮に直接働きかけるため、肌の弾力とハリに欠かせないコラーゲンとヒアルロン酸を生成し、小じわを目立たなくさせる効果があります。

レチノールの効果的な使用方法

レチノールは様々なお肌のお悩みに対して効果が期待できる成分ですが、使用には注意が必要です。

正しい使用方法を知り、効果を高めていきましょう。

少ない濃度、頻度で使用を始める

レチノールは基本的には毎日使用しても問題ありませんが、レチノールを初めて使用する際は濃度の低いものから使い始め、週に2~3回夜だけ少ない量と使用頻度で始めましょう。

2週間ほどは間隔を空けて様子を見ながら使用し、肌が慣れてきたら使用量や使用頻度を増やしていきます。

効果を急いで使用頻度を増やしたり量を多くしてしまうと、肌トラブルを起こす危険性があります。

元々のお肌にビタミンAが少ないとレチノール反応も出やすいため、肌の状態を見ながら徐々に頻度や濃度を増やしていきましょう。

レチノール反応が出ても使用をやめない

レチノールは使用後数日で赤みや皮むけなどの「レチノール反応(A反応)」が出る場合があります。

レチノール反応は、レチノールが不足していた肌に急激にビタミンAが浸透し、急速にターンオーバーが起こる結果、赤み・皮むけ・乾燥が起こるのです。

また、急速にターンオーバーが促進された結果、角質が剥がれて肌のバリア機能が弱まり、敏感になっているため起こる場合もあります。

レチノール反応は効果が出ている証拠でもあるため、中止せずに継続して使用してください。即効性がある成分ではないため、効果を実感するまでには数週間はかかります。

肌のターンオーバーは28日と言われていますが、実は、歳月を重ねるごとにそれ以上となっており、大人の方で38日~46日程度のことがほとんどです。

そのため、効果が出るまで少なくとも数ヶ月感は使用を続け、長期的に効果をみてください。

赤みやかゆみが強く出た場合は、使用量や使用頻度を減らして様子を見ながら継続しましょう。

ビタミンC誘導体・ハイドロキノンと併用する

レチノールは単体では使用せず、化粧水や乳液のあとに使うのが一般的です。

化粧水は美白ケアでき毛穴引き締め効果が期待できる「ビタミンC誘導体」が配合されている化粧水の使用をおすすめします。

ビタミンCだけでは不安定で酸化しやすいですが、ビタミンCとほかの分子をつなげて安定性を高めたビタミンC誘導体は、浸透性が高いためビタミンCの効果を十分に発揮できます。

レチノールとハイドロキノンの併用は相性がよく、くすみや黒ずみの改善効果が期待できます。

「ハイドロキノン」とはシミやくすみの原因となるメラニン色素の生成を阻止する働きがあり、肌の漂白剤ともよばれている成分です。

肌のターンオーバーを促進させるため、すでにできているシミのほかにシミ予防にも効果的です。

レチノールを使う時の注意点

ターンオーバーを促進したり、コラーゲン・ヒアルロン酸の生成を促すレチノールですが、レチノール配合の化粧品を使う時には注意が必要です。

肌トラブルなどのリスクを回避するためにも注意点は守って使用しましょう。

目の周りの使用に注意する

レチノールは刺激の強い成分のため、皮膚が薄くてデリケートな目の周りに使う時には注意しましょう。

目元は乾燥しやすいためシワができやすい部位ですが、顔の中でも特に敏感で刺激を受けやすいです。

目元にも使用したい場合はいきなり使用せず、ほかの部位の反応を見ながら薄い濃度から始めてみてください。

段階を経て徐々に範囲を広げたり、濃度を高めながら使用していくことをおすすめします。

紫外線を浴びないようにする

レチノールを使用している間は肌のバリア機能が弱っているため、外部からの刺激に敏感になります。

そのため、紫外線に当たらないように日焼け止め対策はしっかり行いましょう。

特にレチノール反応が出ているときは肌が敏感になっているので、紫外線の影響を受けやすくなっています。

紫外線は毎日の美肌・美白ケアを台無しにしてしまい、場合によってはシミを作ってしまいます。

日焼け止めだけでなく、日傘や帽子も使用して紫外線に当たらないよう徹底してください。

しっかり保湿する

レチノールを使用している間は保湿ケアが重要です。

肌のターンオーバーの促進を早める効果があるため乾燥しやすくなるので、保湿はいつもより徹底して行ってください。

基本的にレチノールは単体では使用せず、スキンケアで保湿をした後に使用します。上記のレチノール反応を予防するためです。

スキンケアが終わっても乾燥が気になったり保湿されていないと感じたら、部分的に保湿クリームでケアするなど対策していきましょう。

まとめ

レチノール化粧品の効果的な使用方法についてご紹介しました。

高い美肌効果が期待できる成分ですが、使用には注意が必要です。

レチノールの特徴や注意点を知り、使用する頻度や濃度に気を付けて肌トラブルを回避し、美肌を目指していきましょう。

医師監修はなふさ皮膚科 理事長 花房 火月

花房火月 With Dr.

平成7年4月~平成10年3月 私立東大寺学園

平成12年4月~平成14年3月 東京大学教養学部理科三類

平成18年 東京大学医学部医学科卒業

平成23年 三鷹はなふさ皮膚科 開設

平成26年 新座はなふさ皮膚科 開設

平成27年 国分寺はなふさ皮膚科 開設

平成28年 久我山はなふさ皮膚科 開設

平成29年 志木はなふさ皮膚科 開設

令和 2年 はなふさ皮膚科 大宮院 開設

令和 2年 はなふさ皮膚科 形成外科 朝霞台院 開設

令和 3年 はなふさ皮膚科 池袋院 開設

令和 4年 はなふさ皮膚科 新宿院 開設

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